企画の立ち上げから、ゲーム内容の作成、発売後の分析まで、様々な段階を経て、ゲーム開発が行われています。
ゲーム開発の大きな流れを知っていただき、みなさんのどんな力を発揮できるか探してみてください。
01市場調査
アンケートの実施や関係書籍調査、ネット上の情報など、ユーザーのニーズや市場動向などを徹底的に研究します。
02コンセプト・ゲーム概要の決定
市場調査を参考に、ゲームとして表現したいこと=コンセプトを決定し、ゲームの概要を固めます。
03マーケティング会議
社長をはじめ、関係役員が出席する会議に売り上げ計画とコンセプトを提出し、承認を得ます。主にマーケティング的視点で審査されます。
04企画会議
マーケティング会議で承認を得ると、コンセプトをどのように表現していくのか、ゲームの売りは何なのかなど、ゲーム内容=いわゆる企画の内容について企画会議で審査を受けます。企画会議で承認されると、いよいよ正式にプロジェクトがスタートします。
05プロジェクト開始準備
スケジュールを作成し、CG・サウンド・マニュアル・宣伝など、関係各部での担当者を決定します。CGディレクターやサウンドディレクターはコンペで決めることもあります。また、予算や工数を見積もり、具体的な数値目標を設定します。
06ゲーム内容の作成
ゲーム内容の詳細なルールを仕様書にまとめ、プログラマーに開発を依頼します。あわせて、シナリオ・キャラクター・マップなどの各所データの作成、イベントやメッセージを作成していきます。
07確認
開発途中段階で、当初目指したコンセプトが間違いなく表現されているか、ゲーム概要や企画意図を確認します。ここでプロジェクトの続行か中止かが判断されます。
08品質管理・完成
各種仕様の動作チェック、イベント・メッセージ・データのチェックを実際にプレイしながら確認していきます。品質管理の最終段階です。
09総括
ユーザーサポートのフォローのほか、反省会を実施し、次作に備えます。
ネットワークゲームは、パッケージゲームと違い、
発売(サービスイン)後も運営と開発が続きます。
10分析・反省会
サービスイン直後のユーザー動向を分析し、問題点の洗い出しと改善を行っていきます。
11運営
ユーザーに継続的に楽しんでいただくため、新イベントやキャンペーンを企画・実施していきます。
12分析・反省会
イベントの参加率や達成率などを分析し、問題点と対応策を検討します。以後運営と分析・反省会を繰り返していきます。