人と仕事を知る
キャラクターの数だけ
喜びがある
イメージを形にする達成感
喜びがある
イメージを形にする達成感
- 守屋 翔悟 SHOGO MORIYA
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プログラマー
エントリーシート(ES)と骨折が結んだ縁
大学院で、車の衝突実験のようなコストのかかる実験を計算で正確に再現する研究をしていたので、プログラムの勉強はしていました。でも、ゲーム会社が第一志望だったわけじゃないんです。身近なものの、もの作りを仕事にしたかったので、家電や文具、車とかメーカーを中心に応募していて、コーエーテクモはその中の一つでした。 当時、とにかく100社受けようと決めてESを送りまくったんです。そしたら手を骨折しちゃって。なんと疲労骨折。ESの書きすぎでした(笑)。 そんな時、コーエーテクモの面接と筆記があったのですが、「今日は面接だけでいいです」と筆記を別の日にしてくれました。挨拶してもみんな黙っている会社や、絵に描いたような圧迫面接を経験していたので、ああ、この会社はしっかり選考してくれるのだな、と。 それが決め手になりました。会社の魅力はもちろんですが、最初は「人」で選んだと言っていいのかな。骨折していなかったら、ここにいなかったかもしれませんね(笑)。
アクション一つ一つに感じる喜び
私は現在、アクションプログラマーのリーダーを担当しています。初めてアクションプログラマーを担当したときは、当時のリーダーのご厚意でプランナーと一緒に新しいアクションを作るという一番楽しい部分を任せていただき、キャラクターが動くだけで感動していました。しかし、現在はリーダーとなり、土台部分を設計したり実装したりすることや、部下にアクションの楽しさを感じてもらいつつ仕事を任せることの大変さを感じています。
だからこそ、アクション一つ一つが完成していく喜びや達成感を得られるようになりました。これまでアクションだけでなくUIやネットワークなどさまざまなセクションを経験してきましたが、今、改めてアクションを担当し、そしてリーダーを任されていることをとてもうれしく思います。
裏切られたプログラマーのイメージ
入社前は、プログラマーって自分の仕事を黙々とこなして行くもの、というイメージがありましたが違いました。皆さん、ホントによくコミュニケーションをとっているんです。チームで動いているって感じで、これってすごいことだな、と。個人的にもコミュニケーションは大切だと思っているので、ささいなことでも意見を言ったり報告したりするようにしています。
今は、チームを盛り上げるというか、総合力を引き出す方法にも興味を持っています。風通しのいいチームは、苦労しても確実に成果を出してくるし、仕事の満足感も高いんです。何年先になるかわからないけれど、チームを動かす立場で成果を出してみたいと思っています。
やり過ぎくらいでちょうどいい
よくあるアドバイスだとは思うのですが、学生時代にはいろんなことを経験してほしい。やり過ぎくらいでちょうどいいと思います。社会人になったら確実に自分の時間は減るし、学生時代はちょっとくらい無理してもなんとかなりますから。私は、社会人になってからも、勧められたり、誘われたりしたら、できるだけ体験するようにしています。
それと、いろんな人と知り合うこと。今は何にもなくても、いつか仕事やプライベートで、この人たちと一緒に何かできないかな、と考えるとワクワクします。自分だけじゃ想像つかないすごいことができそうな気がするんですよ。体験してみないと本当のところはわからないって思うんです。試してみて、二度としないな、ということもありますけど(笑)。