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2017.03.09コーエーテクモホールディングス

第10回 FOST賞 授賞式 公益財団法人 科学技術融合振興財団

株式会社コーエーテクモホールディングス代表取締役社長 襟川陽一が理事長を務める公益財団法人 科学技術融合振興財団は第10回 FOST賞授賞式を開催しました。
FOST賞には一般社団法人 日本eスポーツ協会理事 馬場 章氏が、 FOST新人賞には東京学芸大学 大学院連合 学校教育学研究科 加藤 浩平氏が、 そしてFOST社会貢献賞には、 特定非営利活動法人 コンピュータエンターテインメントレーティング機構が それぞれ受賞いたしました。

FOST賞
受賞者
馬場 章
一般社団法人 日本eスポーツ協会 理事
研究課題 学校教育にデジタルゲームを導入する実践方法の調査研究
受賞理由 わが国の学校教育においてデジタルゲームの導入が進まない理由を解明した上で、その問題点の解決の方向性を探り、さらに海外の先進事例を調査して、デジタルゲームの導入を促進することを調査研究された。
FOST新人賞
受賞者
加藤 浩平
東京学芸大学大学院 連合学校教育学 研究科
研究課題 テーブルトーク・ロールプレイングゲーム(TRPG)を用いた自閉症スペクトラム児の対人相互交渉の促進
受賞理由 子どもが興味を持ち,自発的に他児と関わり相互交渉が起こりやすい場面設定ができることから、支援の一方法としてテーブルトーク・ロールプレイングゲーム(TRPG)という会話型ゲームを採用し、支援活動や実践研究を行ってこられた。 本研究では、TRPG活動を用いた小グループ活動が与える自閉スペクトラム症児たちの対人相互交渉の変化について、逐語録や面接記録をもとに量的・質的両方の面で分析を行った。
FOST社会貢献賞
受賞者
特定非営利活動法人 コンピュータエンターテインメントレーティング機構
授賞理由 日本国内で販売される家庭用ゲームソフトで、市販の消費者向けハードウェア機用に開発・販売されるエンタテインメントゲームに関し、 収録する全ての表現を審査し年令別レーティングを実施することにより、一般市民やユーザーに対しゲームソフトの選択に必要な情報を提供。 エンタテインメントゲームの社会的受容とゲーム文化の健全な発展に貢献した。
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FOST賞、FOST新人賞およびFOST社会貢献賞の講評と受賞者の発表を行う FOST賞審査委員長であり東海大学 名誉教授の白鳥 令氏

◆ FOST賞

FOSTでは 従来より実施している研究助成と補助金の交付に加えて、 最も優れた シミュレーション ・ ゲーミングの研究者に対してFOST賞を授与する事業を平成19年度に開始しました。 平成20年度からは若手研究者向けに賞を新設、平成25年度からFOST新人賞としました。 この結果、FOST賞は研究助成事業の報告者を対象とし、 FOST新人賞は補助金事業の報告者を対象として贈呈されることになりました。
また、平成23年度よりゲームの研究・開発・応用に関しまして、学術の世界のみならず実業の世界も対象として、 社会貢献という観点から顕著な業績を上げた人、または団体を表彰する賞としてFOST社会貢献賞を新設いたしました。


公益財団法人 科学技術融合振興財団 (略称 FOST)
FOST(foundation for the Fusion Of Science and Technology)は 科学技術の融合等に関する調査研究・学会・研究会等・国際交流に対する助成および優秀研究者・功労者の表彰、調査事業などを行っています。 2012年4月1日に公益財団法人に移行しました。
第9回 FOST賞 授賞式

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