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2020.11.27コーエーテクモホールディングス

第13回 FOST賞 授賞式 公益財団法人 科学技術融合振興財団

(左から) FOST賞審査委員長であり東海大学 名誉教授の白鳥 令氏、 FOST社会貢献賞の松田稔樹氏、 FOST新人賞の家入祐也氏、 FOST賞の名古屋工業大学大学院 工学研究科 教授 兼田敏之氏、 FOST理事長・株式会社コーエーテクモホールディングス 代表取締役社長 襟川陽一、 FOST理事・株式会社コーエーテクモホールディングス 代表取締役会長 襟川恵子

株式会社コーエーテクモホールディングス代表取締役社長 襟川陽一が理事長を務める公益財団法人 科学技術融合振興財団は第13回 FOST賞授賞式を開催しました。
第13回FOST賞には 名古屋工業大学大学院 工学研究科 教授 兼田敏之氏が、第7回FOST新人賞には早稲田大学創造理工学研究科 家入祐也氏が、そして第9回FOST社会貢献賞には東京工業大学大学 リベラルアーツ研究教育院 教授 松田稔樹氏が、それぞれ受賞いたしました。

FOST賞
受賞者
兼田 敏之
名古屋工業大学大学院 工学研究科 教授
研究課題 途上国における権利変換型都市再開発プロジェクトを検討するためのシリアスゲームの試作
受賞理由 再開発プロジェクト制度の技術移転支援を視程に入れながら、日本の都心域における共同建替えプロジェクトのゲームの試作を行い、アフガニスタン・カブール市を事例とした途上国における市街地再開発ゲームの改良を行った。さらに、日本とアフガニスタンでのテストプレイを通じて、両国の事例比較により権利転換型都市再開発スキームの制度設計において背景をなす社会システム間の文化的相違について検討し成果を上げた。
FOST新人賞
受賞者
家入 祐也
早稲田大学 創造理工学研究科
研究課題 地域における潜在的観光資源の発掘手法の開発
-ウォークラリーゲーミングによる観光行動データの活用―
受賞理由 潜在的観光資源をどのように発掘するか、また一定の商圏における魅力ある資源の発掘という2つの研究を統合し、地域における資源の潜在性とその発掘をテーマとした研究としてまとめた。後者の実験では独自開発したウォークラリーアプリケーション「まちナビ」を用いたイベントを近隣商店街で実施し有効性を確認した。
FOST社会貢献賞
受賞者
松田 稔樹
東京工業大学 リベラルアーツ研究教育院 教授
授賞理由 専門分野で第一級の研究成果を挙げ、所属校の若手研究者の指導に貢献するだけでなく、自己の開発した「縦糸・横糸モデル」の実践のために全国の教育工学の若手研究者を集めて研究と実践のためのチームを組織し、教育工学の若手研究者全体に影響を与えており、社会的に教育方法の改善に大きな貢献を果たしている。

◆ FOST賞

FOSTでは 従来より実施している研究助成と補助金の交付に加えて、 最も優れた シミュレーション ・ ゲーミングの研究者に対してFOST賞を授与する事業を平成19年度に開始しました。 平成20年度からは若手研究者向けに賞を新設、平成25年度からFOST新人賞としました。 この結果、FOST賞は研究助成事業の報告者を対象とし、 FOST新人賞は補助金事業の報告者を対象として贈呈されることになりました。
また、平成23年度よりゲームの研究・開発・応用に関しまして、学術の世界のみならず実業の世界も対象として、 社会貢献という観点から顕著な業績を上げた人、または団体を表彰する賞としてFOST社会貢献賞を新設いたしました。


公益財団法人 科学技術融合振興財団 (略称 FOST)
FOST(foundation for the Fusion Of Science and Technology)は 科学技術の融合等に関する調査研究・学会・研究会等・国際交流に対する助成および優秀研究者・功労者の表彰、調査事業などを行っています。 2012年4月1日に公益財団法人に移行しました。
第12回 FOST賞 授賞式

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